佐藤俊太郎Shuntaro Sato

指揮者 - 日本

Conductor

 5歳からヴァイオリンを始める。1991年に渡英しロンドン大学と王立音楽院で学ぶ。在学中にオーケストラを結成し、2年間にベートーヴェンの交響曲全曲を含む20回あまりの演奏会を独力で企画・運営・指揮し英国音楽界の注目を集める。1996年イギリス室内管弦楽団(ECO)定期公演で正式デビュー。この成功により23歳でECOのアソシエート・コンダクターに就任し、ロンドンの3大ホールでの公演、ドイツ、オーストリア、フランス、イタリアへのツアーなど、数多くの演奏会を指揮する。

フィンランド・クオピオ交響楽団と札幌交響楽団指揮者を歴任。 2021年にはアンサンブル・アール・ヴィヴァンを設立し音楽監督を務める。

 これまでに、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ヘルシンキ・フィル、フィンランド放送響、オランダ放送響、ボストン室内管、読響、東フィル、日フィル、新日フィル、神奈川フィル、札響、仙台フィル、大響、大阪フィル、京響、九響などに客演。また、ズッカーマン、デュメイ、マイスキー、バーバラ・ヘンドリックス、ユジャ・ワン、イザベル・ファウスト、マルティン・ガルシア・ガルシアなど著名アーティストとの共演も数多い。

 イギリス室内管、クオピオ響、プラハ・フィルハーモニア、スロヴェニア放送響、アンサンブル・アール・ヴィヴァンなどとの録音がある。

 母校王立音楽院とエリザベス女王からこれまでの活躍に対して表彰を受け、王立音楽院会員の称号を与えられる。約20年間のヨーロッパ(ロンドン、ヘルシンキ、パリ)在住を経て帰国。引き続き海外での演奏も活発におこないながら、国内でのますますの活躍が期待されている。